舞台は東京下町の質屋、そこは色んな人が集まる、人間味あふれる場所──。 ある日、志のぶの元にブルーダイアが持ち込まれた。一方、顕が金持ちマダムから大きなダイアの鑑定を託される。この二つのダイアには、裏があって…。 「宝石×質屋」=新・二ノ宮劇場の開幕です──!!
2004年、『のだめカンタービレ』で第28回講談社漫画賞少女部門を受賞。同作はテレビドラマ・アニメ・映画化され、国民的人気を博している。現在は「Kiss」(講談社)にて『七つ屋志のぶの宝石匣』を連載中。他の代表作として『GREEN』『トレンドの女王ミホ』などがある。
倉田志のぶ
質店・倉田屋の娘。高校2年生ながらお店に出て、宝石の鑑定に天賦の才を発揮する。顕定は祖父が勝手に決めた婚約者である!?
北上 顕定
名家の出ながら幼い時に倉田屋に預けられた、言わば「質流れ品」。表の顔は高級宝石店・外商。しかし彼には志のぶも知らない裏の顔があるようで…。