ある日突然、明治40年にタイムスリップしてしまった、元気な女子高生・陽菜。そこで出会ったのは、憂いを秘めた御曹司・本郷と、自分とそっくりな少女・雛子。回りはじめた運命の歯車──。 河内遙が描く、切ないタイムスリップ・ロマンス!
東京都出身。2001年、「アックス」にて『ひねもすワルツ』でデビュー。2009年、一挙4冊を刊行したデビューコミックスフェアで注目を集める。2012年、『夏雪ランデブー』がテレビアニメ化された。主な著書に『関根くんの恋』『ケーキを買いに』『文房具ワルツ』など。現在、「Kiss」にて『涙雨とセレナーデ』、「フィールヤング」にて『リクエストをよろしく』、「増刊フラワーズ」にて『ホログラム忍者カラス』を連載中。
片桐陽菜
かたぎり ひな
元気が取り柄の、まっすぐな瞳の女子高生。音楽の授業中に突然、明治40年にタイムスリップしてしまう。
本郷孝章
ほんごう たかあき
本郷家の跡取り息子。義母に疎まれながら育つ。北峯雛子の許婚で、雛子に思いを寄せている。
北峯雛子
きたみね ひなこ
北峯伯爵家の末娘。陽菜とそっくりな顔のお嬢様。許婚の本郷とは別に思い人がいるようだが……。