1997年、看護学科の高校3年生の×華は母親のすすめで産婦人科院の見習い看護師として働くことになる。子供が苦手なのに加え、中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。輝く命とひっそり消えていく命。その重さは違うのだろうか?
×華ちゃん
母の勧めで産婦人科院でバイトを始める。三角巾を被った見習い看護師。