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─読むと恋をする─

21
結果発表!
今月は入賞作品がなく、若さの中にあふれるキラキラを
リアルに描いた作品が最終選考まであと一歩という結果になりました。
講評シートをもとに改善点と向き合い、
個性や強みを更に伸ばした作品づくりを心がけましょう!

入賞まであと一歩!

21

加藤菜月

21歳(愛知県・16P)

作品あらすじ

美容院アシスタント1年目のゆず、デザイン学部2年生(1回留年)ののり子、OLを辞めて夜のお仕事中の佐藤は全員21歳。ツヤツヤでキラキラで、息するだけでプレゼントはもらえて、アルコールもドライブも自由な時間もお金も増えた21歳。21歳のキラキラとドキドキの日常をオムニバスショートで描いた作品です。

良かった点

自分自身も21歳の作者が、実体験も交えていると思われるキラキラな日常を描いていて、日々のライブ感が伝わってくる作品です。セリフ回しやファッション、描いている小物なども、細かいところまでいきいきとしていて、楽しい感じがダイレクトに伝わってきました。絵柄のかわいさや雰囲気の輝きは、編集者が教えることができない強みです。今の感覚を大切に、今描きたいものを大切にしている点がよかったです。

ポイント

16ページで1話が構成されていて、テンポよく展開していくので、雰囲気や楽しさは伝わってくるのですが、ストーリーとして読者にインパクトを与える部分が少し弱いかなと感じました。今後、ショート漫画を描いていきたいのかストーリーを描いていきたいのかということでも変わってきますが、話全体のプロットや構成をもう少し丁寧に作ってみると、全体に締まってプロに近い作品になってくると思います。今の勢いを大切にしながら、構成力を身につけていってください。


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第23回(7月15日消印有効) 審査員:真船きょうこさん
応募のきまり─募集要項─

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